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泌尿器科

方針・理念

 当院泌尿器科は,平成15年111日から福井医科大学(現福井大学部)教授を退官した岡田謙一郎が常勤医として着任,亀岡市およびその周辺地域の方々に,最新の技能を背景にした最高レベルの泌尿器科診療を提供するため開設され,現在に至っています。そのためには下記の常勤・非常勤医師ばかりでなく,たとえば腹腔鏡手術を施行する際に講じたごとく,必要に応じては各地からその道の第一人者を招聘し,薫陶を仰ぐこともあります。

 

 診療内容 

 

診療は泌尿器科疾患全般に亘りますが,わけても1)尿路性器悪性腫瘍の診断と治療,2)排尿障害の診断・治療,3)尿路結石の治療にとくに力を入れています。

まず泌尿器がんの治療では,腎細胞がん,腎盂・尿管・膀胱の悪性腫瘍,また精巣・外性器のがんに対して積極的な開腹手術とともに内視鏡手術を行っています。当科で根治手術を受けた上記がん患者さんは20例以上になりますが,皆さんよいQOLを保ちつつ生存しておられます。今後はさらに,侵襲の少ない腹腔鏡手術に力を注ぎます。また診断時すでに根治治療のおよばない前立腺がんの進行例が多い現状から,PSA検診→前立腺生検の道筋をさらに確立したいと思います。前立腺生検は,超音波探索子で観察しつつ前立腺全般からよそ6~10か所,特殊な針で組織を採取し詳しく病理組織検査をするもので,15分程度で終わり,痛みも全くと言えるほどありません。万一の生検跡からの出血に備え,念のために一泊入院していただいていますが,決して「怖い検査」ではありません。

 
 
 

過去の実績等

 泌尿器科診療のレベルが問われる前立腺がんに対する前立腺全摘除術を6例施行しました(開腹手術 3,腹腔鏡下 3)。後者の1例で遺憾ながら術後軽度の尿失禁がみられますが,全例無再発生存中です。他の領域の悪性腫瘍についても1(尿管がん例で,後に膠原病で亡くなられました)を除いて,全例元気に過ごしておられます。

悪性腫瘍の治療とともに力を入れているのが,排尿障害への対処です。高齢化とともに主として男性の下部尿路閉塞(BOO)にもとづく排尿障害症状(LUTS)の治療が,これからも重要であることに変わりはありませんが,そのほかに男女を問わず尿路に器質的病変がなく頻尿・尿意切迫感・尿失禁をきたす,いわゆる過活動膀胱( OAB)の患者さんへの対応が従重要となっています。とくに夜間頻尿を伴う方々への対応は大切で,さまざまな薬物治療,行動療法など総合的に治療しています。
尿路結石症に対しては,開腹手術の時代は終わりました。当院では,手術的な治療を要する患者さんには,全例「体外衝撃波」,「内視鏡切石術」で治療に当たっています。
※体外衝撃波結石破砕装置とは……(こちらをクリックしてください)

 

 

 

 

 

スタッフ紹介

 常勤医

氏名 役職
米田 公彦

副院長/泌尿器科部長

資格・経歴等
1985年 京都府立医科大学卒業
1991年 京都府立医科大学大学院卒業
医学博士
日本泌尿器科学会専門医 ・ 指導医
泌尿器腹腔鏡技術認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本泌尿器内視鏡学会評議員
日本がん治療認定医機構がん治療認定医

 

非常勤医

氏名 資格・略歴等
髙橋彰
1994年京都大学医学部卒業
2008年京都大学大学院泌尿器科卒業